2014年01月05日

George Harrison / Dark Horse (1974)

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自身がスタートするレーベル名にもなったタイトルを冠し、L.A.エクスプレスら腕利きをも起用した意欲作。同年リリースされたロン・ウッドの『I've Got My Own Album To Do』にも収録されたロニーとの共作曲「Far East Man」は、ジョージとロニーがそれぞれ互いのバージョンにも参加し、いずれもウィリー・ウィークスとアンディ・ニューマークのリズム隊をバックに演じた交友の記録。メロウで切なくブルースフィーリングの効いたロニー版に対し、軽妙でリズムコンシャスながらもポップな印象を残す本作収録版は、清々しさに満ちたトム・スコットのサックスと、揺れのない乾いたトーンで淡々と奏でられるビリー・プレストンのエレピが、ロニー版でつづられるスライドギターと対比的に、軽やかな彩りを添える。コンセプトや指向がどんなに異なっても、往復書簡のごとくエールを交わしあった二人をつなぐこの1曲がある限り、趣きはいつだってエヴァーグリーンだ。

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ちょいと遅くなりましたが、
あけましておめでとうございます。

新年最初ということでこの一枚を。

「Far East Man」は、
最初にロニー版を聴いて瞬時に大好きになった、
今でもとっても大切な一曲で。
軍配はジョージ版よりロニー版で。

でも、
久しぶりに聴いたジョージ版は、
意外なほどリズム隊が際立っていたり、
サックスの音色が彩りあることに気がついたり、
以前と違った味わいで、
ずっと挙がっていたまんまだった軍配が、
自然と降ろされることになったりして。

よく聴いて「わかっていた」気になっていた楽曲が、
ふと違って聴こえてきたりする感覚が
不思議と多くなってきたような気がします。

Dark Horse生誕40周年の今年。
そしてそして、
数多くの名演が残された恐るべき1974年から40年という
アニヴァーサリーな今年。
きっといろんな「40周年」があちこちで語られるんだろうなあ。

そんなわけで、
こんばんは、音盤話。
今年もいろんな音楽に出会えますように。

どうぞよろしくお願いします。

ウエヤマシュウジ





posted by ウエヤマ at 00:25| Comment(0) | エレピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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