2015年01月16日

Ernest Ranglin / Ranglypso (1976)

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自身の名前とカリプソをもじったジャマイカンらしい造語タイトルや、ジョー・パスのMPS盤『Intercontinental』に参加したリズム隊、ケニー・クレア、エバーハルト・ウェーバーの起用など、ここに覗きみえるのは、ブルースやジャズのフィーリングを武器にリスペクトとチャレンジを注いだラングリン流ギタースタイルの意思表明。加えて、全編モンティ・アレキサンダーのエレピが堪能できるという点では、モンティの74年作『Rass!』で意気投合したラングリンが、自身名義で世に問う続編的表裏関係の意欲作でもある。同時期に同じメンバーで録音され一足先となる75年にリリースしたモンティ名義の共演盤『Love And Sunshine』では生ピアノで挑んだロバータ・フラックの「Feel Like Making Love」を、ここではエレピに置き換え料理。スタイリスティックスの「You Make Me Feel Brand New」でも、艶やかに音階を上下しながら高揚を誘うラングリンのギターとのメロウな調和には、スパイスに頼らないガッツあふれる旨味が宿っている。


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2015年01月09日

Monty Alexander Featuring Ernest Ranglin / Rass! (1974)

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70年代、西ドイツMPSに多作を残すジャマイカ出身のピアニストが、同郷のギター奏者アーネスト・ラングリンを迎えた一枚。カリビアンなテイスト香る「Jimbo」のほか、アル・グリーンの「Let's Stay Together」や「Love And Happiness」などの時代に即したソウルナンバーのポップな色合いにジャズマインドを注いだ晴れやかな軽妙さが粋。派手さを抑えたリズム隊のアンサンブルも手伝って、オクターブ奏法も駆使しながら箱モノ特有の甘くふくよかなトーンで迫るラングリンの深みあるギターワークと、熱量を持たせ過ぎない主役モンティのとろけるフェンダーローズとが、饒舌なれど残響音少ない、やわらかいタッチの強弱によるメロウネスたっぷりな淡い音空間を演出。コンパクトに凝縮されたゆるやかなグルーヴには、二人の描く一音一音が濃密な輪郭で浮かび上がるという対話の阿吽がある。以後も続く視界のひらけた間合いが実に清々しいのだ。


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2015年01月04日

Pink Floyd / Animals (1977)

PinkFloyd_Animals_200.jpg

新年あけました。

今年の干支「羊」にちなんで、
まずはピンク・フロイドのこれ!
「Sheep」、リック・ライトのエレピ!

というわけで、
こんばんは、音盤話。
今年もいろんな音楽に出会えますように。

どうぞよろしくお願いします。

ウエヤマシュウジ


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